ご家族だけで介助が必要な方の飛行機移動が可能なのか考えポイント【飛行機搬送】|長距離搬送
2026.02.27
移動先で、事故にあい受傷または疾患を発症し、介助が必要な状況になったが、自宅のある地域に帰りたい。。。
もしくは、介助が必要となった別居のご家族を、自分の自宅地域に連れて来たい。。。
などの状況になることが時としてあります。
遠距離や離島となると、飛行機を使わざるを得ない場合があります。また、時間的に身体の負担を考え、中距離でも飛行機を使用したい場合もあります。
そんな時、ご家族だけで移動が出来るものなのか、、、民間救急に頼むべきか、、、初めてのこと、また個々により状況が違うので、判断は非常に難しいのではないでしょうか。
もちろん民間救急(注:遠距離連携対応している業者は限られます)に頼めば、車両やチケットの手配や航空会社や病院とのやり取りなど全てお任せなので安心ではありますが、金額がそれなりにかかります。
病院の医師、看護師、医療相談員の方であっても、移動のことは未知な部分が多いと思います。
そこで、医療者で民間救急でもある業者の目線から、考えるポイントをお伝えできればと思います。

- 要介護者様の身体状況が、飛行機搭乗できる状態なのか?
飛行機内は、座席と寝台(特注)があり、寝たままの移動も可能ですが、気圧の変化があり、身体に影響を及ぼします。これは、航空会社の規定と医師の判断によりますので、主治医の許可が必要です。
まずは、初めにその確認が必要です。
診断書が必要でない場合でも、疾患等がある方や不安な方はかかりつけ医に相談されると安心です。
JAL規定⇩
https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalpri/pre-application/certificate.html?msockid=1e470e6fbec1654213e91df3bf3b642c#
ANA規定⇩
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/flight_service_info/assist/medical-info/?msockid=3b7ad0863c496ec9295ac4673d336fa3 - 車椅子で座席に搭乗なのか、ストレッチャーで寝台に搭乗なのか?
寝台を利用する場合には、『医師・看護師または医師により認められた家族などのお付き添いが同乗』が条件となるので、常時要介護者様を看護されているご家族か、ご家族が医療者でない限り別に医療者が必要となると考えられます。
座席を利用する場合は、ご家族でも可能になります。 - 医療機器や酸素などの使用がある場合、制限があります。そこがクリアできるか、またご家族で申請や管理ができるか?
飛行機内に医療機器を使用できる電源はありません。バッテリーが必要です。
医療機器・バッテリーの事前申請や、準備や管理がご家族で可能かどうか検討が必要です。 - 要介助者様の体調管理、(食事)飲水・排泄のお世話、移乗の介助、要介助者様との意志疎通が代わりにできるか?
飛行機内・空港内での介助はもちろんですが、空港には搭乗の約1~2時間以上前に行かねばならない、降機にも30分以上はかかることから、飛行時間が少なくても、出発場所から移動先まで飛行機前後の移動時間を合わせると、トータルの移動時間は半日以上になります。
その間の要介助者様の体調管理、(食事)飲水・排泄のお世話、移乗の介助(車いすへの移動や座席への移動)を付添いのご家族が全て行わなければなりません。

JALの車椅子と弊社の車椅子比較 ANAの車椅子 JALリクライニング車椅子 - 病院(主治医や看護師や医療相談員)と、航空会社のチケット手配や介助が必要な方向けのデスクとのやり取りがご家族で出来るか?
各関係部署の方は、各々知識と情報がありアドバイスを頂くことは出来ます。しかしながら、間をつなぐやり取りは、ご家族で行う必要があります。 - 空港の前後の移動手段を考え、手配することが出来るか?
公共交通機関で移動できるのか、自家用車に乗車できるのか、介護タクシーや民間救急車両に頼むのか、身体状況を判断してご家族で依頼する必要があります。
※病院から出発の場合は、看護師や医療相談員にお願いすれば手配してくれる場合もあります。
ケアマネジャーが付いている場合は、ケアマネジャーが手配してくれる場合もあります。 - 体調急変時の対応を考えられるか?
ご家族は、当日や当日までの段取り等沢山することがあり、そこまでの気が回らないことも想定されます。
遠距離の移動は普段と環境が全く異なります。また、要介護者様も緊張や睡眠不足の方が多く、体調変化には注意が必要です。
いざという時は、どのように対応する、誰に相談する。。。という想定をしておかれることをお勧めいたします。
要介護者様の状態、ご家族の理解力・介助スキルは千差万別ですので、ご家族だけで出来るか、、、とは一概に言える事ではありません。上記を全てクリア出来れば可能であると思います。
どうぞ安全に希望の移動が叶いますように。。。
上記が、飛行機での移動をお考えの方の参考になれば、幸いです。
寝台については、民間救急業者にご相談ください。
弊社は、
①出発場所から空港までのお送り、もしくは航空会社様への引継ぎまで。
または、航空会社様からの引継ぎありかなしの空港へのお迎えから移動先までの送迎。
②出発場所から移動先までの医療者か介助者の付添いと、全行程のトータルサポート(車両・航空チケット手配・病院施設や航空会社とのやり取り)。
のどちらかを、利用者様の希望や状況に合わせて対応させて頂いております。
搬送業者であることと、責任を伴う事なので、一部だけ(例えばチケット手配や段取りだけ、出発場所と移動先の車両の手配だけ等)のお引き受けはいたしておりません。
移動にお困りの場合は、LINEやホームページのお問合せメールからお気軽にご相談ください。
https://works.do/5W8y3rH

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